2025.11.11(火)
外国人採用に“ためらい”を感じている方へ
介護の現場で「外国人材の採用を検討しているけれど不安」という声をよく耳にします。 言葉の壁、文化の違い、定着への心配——。確かに、最初は誰もがそう感じるものです。 しかし実際に働く特定技能の方々は、想像以上に勤勉で責任感が強く、何より「人の役に立ちたい」という純粋な気持ちを持っています。 ご利用者様に対しても、丁寧に笑顔で接する姿勢が自然に身についており、日本人スタッフも刺激を受けています。 私たちは「外国人だから」ではなく、「一緒に働く仲間」として受け入れることが何より大切だと感じています。 慎重になるお気持ちの先には、“新しい信頼のかたち”が待っています。ぜひ一歩を踏み出してみてください。



2025.11.04(火)
DXは「人を減らすこと」ではなく、「人が笑顔になる仕組みづくり」


「DXを進める=人を減らす」と感じている方は少なくありません。 でも、私がこれまで現場で見てきた成功例は、どれもその逆です。 たとえば、訪問診療の現場でバイタル記録を自動入力できるようにしたクリニックでは、 医師や看護師の時間が増え、患者さんと向き合う時間が長くなりました。 「人が減った」ではなく、「人が活きる時間が増えた」のです。 DXの本質は「効率化」ではなく「人を支える仕組みづくり」だと考えています。 そのためには、システム導入よりもまず、 「どの仕事が負担になっているか」を現場と一緒に考えることが大切です。 これからも、現場の声を聞きながら、 “人にやさしいデジタル化”を進めていきたいと思います。




2025.10.28(水)
受付業務の負担を減らすには?紙からデジタルへ、現場が楽になる工夫


クリニックや介護施設の受付では、問診票や検温記録、電話予約など、日々の業務が集中しています。
特に午前中は、職員の方が息をつく間もないほどの忙しさという声をよく聞きます。 しかし、必ずしも
「新しいシステムを導入」しなくても、 “今ある仕組みを少し見直すだけ”で負担を減らすことができます。
たとえば、Googleフォームを使って問診内容を事前入力してもらうだけで、

・紙の転記が不要
・文字の読み間違いがなくなる
・受付での滞在時間が短縮

といった効果が生まれます。 私が支援しているクリニック様でも、こうした小さな工夫から始めた結果
受付スタッフの残業が減り、患者さんからも「待ち時間が短くなった」と好評でした。 DXの第一歩は
“大きなシステム導入”ではなく、“現場に合った小さなデジタル化”です。 現場が楽になる工夫を一緒に
考えることこそ、私の伴走支援の原点です。